ダイオキシン

ダイオキシンとは、ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン (PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン (PCDF)、コプラナーポリ塩化ビフェニル (Co-PCB)などの総称であり、正確にはダイオキシン類である。
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炭素・酸素・水素・塩素などより形成される。
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1997年の世界保健機関(WHO)の下部組織である国際がん研究機関(IARC)において、総数239種の異性体うち、発ガン性があるとされているものが30種、発ガン性が無いとされているものが209種とされたが、決議は11対9の僅差でありダイオキシンの評価を決定することは現時点では難しいことを伺わせる。
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生物濃縮

陸上動物においても水生生物においても食物連鎖の低位にある生物よりも高位にある生物の方がより高いダイオキシン濃度を示すことが知られている。
一方、植物においては、土壌ダイオキシン類濃度に比べて作物での濃度は数百倍以上低く生物濃縮されている事例は今のところ無い。
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ダイオキシンの致死毒性

致死毒性は、生物種差が極めて大きく現われ、モルモット(雄)とハムスター(雌)では8000倍もの差がある。
そのため、ヒトに対する致死毒性量は良く分かっていないが、イタリア・セベソで事故でかなりの量のダイオキシンを住民が直接被爆したが、クロルアクネ(ダイオキシン特有の症状でニキビ状のもの)の症状が約3万人のうち152人に出ただけで、死亡者は出なかったという事例がある。
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この他にも生殖毒性や免疫毒性など様々な形での生物への影響が考えられるので、現在のところダイオキシンのヒトを含む生物への影響を特定することは困難である。

  • 最終更新:2007-12-19 16:12:01

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