オーガニックコットン
オーガニックコットンとは(有機栽培綿)3年以上の間農薬や化学肥料が使われていない農地で、農薬や化学肥料を使わずに生産された綿花のうち、認証機関により認証されたもの。
収穫されるコットンそのものは、オーガニックコットンでも普通の綿でも変わず、普通に栽培された綿でも残留農薬はほとんどなく、科学的に判別することは不可能であるとされている。
したがって、オーガニックコットン自体は、地球環境や綿農家の人々を農薬などから守っているという意義の方が大きいが、付随してオーガニックコットンの製品はケミカル処理をなるべく少なくしようとする傾向があり、その部分で消費者への影響が異なってくる可能性がある。
上述のように、科学的に普通の綿とオーガニックコットンを区別することはできないため、普通の綿をオーガニックコットンと称して用いても認証が無い限り分からない。
また、オーガニックコットンと一言で言っても、100%(伸縮のためにポリウレタンなどを数%含む場合もある)から、数%オーガニックコットンを含んでいるだけのものまである。
現在のところ日本国内ではオーガニックコットンとして認証されている畑はなく、全てのオーガニックコットンが海外認証機関により認証された輸入品である。
認証機関
海外の認証機関
カリフォルニア有機農認定団体
スイスのオーガニック認証機関
(Organic Fiber Council of America)
オーガニック貿易協会 (アメリカ・オーガニック繊維協議会)
テキサス州農務局
オランダのオーガニック認証機関
ドイツのオーガニック管理認定機関
など
日本における認証機関
- 最終更新:2009-06-26 01:59:53